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醸しに生きる2

日本の醗酵食品には、いろんなものがあります。
身近では味噌、醤油、納豆、日本酒、味醂、酢などですね。

震災以後、こうした日本の伝統食品に注目が集まっています。

前回のこの記事には塩糀を出しましたが、これは単に麹と塩と水で家で造れます。
ちなみに僕も作っています。
あわがぶくぶくというのが醗酵のイメージですが、本当にあわがぶくぶくとなります。
こうして発酵していくのですが、

味噌の作り方は、その麹と塩と大豆。水は入れないのでぶくぶくとはなりません。

しかし、静かなる発酵が行われます。

麹には、でんぷんを糖分に変えてくれ、たんぱく質はアミノ酸などに変えてくれます。

だからゆっくりと発酵してもらうと、旨み成分を出してくれ、さらにその成分に丸みを与えてくれます。

だから昔の農家では、1年味噌、2年味噌、3年味噌とそれぞれの味を楽しんでいたんだと思います。

味噌は日本中どこでも出来ますが、俳句のようだ。
こういうのはマルカワ味噌の河崎さんです。若いですが、味噌の申し子のような方で、弟さんといっしょに
作っておられます。

iriguti


俳句もサラリーマン川柳などできますが、松尾芭蕉の世界もあると同じぐらい奥深いということです。
ここの作り方は昔からの方法で杉樽を使っています。
そして、寒仕込で、この時期に仕込んでじっくり10ヶ月かけて醸成するようです。

この時期に仕込むのは、温度が低いと、まずはじょじょに発酵が進んでいき、気温があがるにつれて、
元気に発酵して味がまとまってくるからだそうです。

我が家の味噌樽は、野田琺瑯(ホーロー)ですが、杉樽で発酵すると、温度差とかの緩衝したり、
微生物も棲みやすく、やさしい味になるといいます。

taru

これが醸し蔵ですね。

ここで思ったことは、手前味噌にしても、買ってきた味噌にしても、麹を追い足しをして、手で混ぜてみると
またその家の味になるのかもしれないということです。

糠床も、毎日かき混ぜるというのは、もちろん腐敗を防ぐという意味もありますが、
その混ぜ手の常在菌がまざってその家の味になります。
味噌の場合は毎日は必要ありませんが、手間をかけることにより、愛情がプラスされよりおいしくなるのかもしれませんね。

スティーブジョブズの夢

スティーブジョブズが昨年亡くなりました。

そして、カリスマと褒め称え、いろんなファンが悔やみました。

スティーブジョブズは、個人に力をというコンセプトを思いつき、

如く行動しただけだといっているように思います。

IBMの時価総額を超えて、今はアイフォンが売れているからその結果だけを皆が評価していますが、

創業時、自分の部屋での発想に対しては、誰も評価されてませんでした。

そんなの思いつきだろ?

でも、考えてみてください、思いつきがすべて新しい時代を作ったということを。

そのスティーブジョブズですが、日本の「禅」に興味をもっていたといわれています。

そして、このブログのタイトル、その本の原著も読まれていたようです。

スティーブジョブズの夢は、

自分をカリスマとするな、個人に力を。

その想いは、皆には知らせれません。

個人に力をとは、自分さえよければよいということではなく、

個人個人の力は、世の中を変えるほどにパワフルなんだ。

だからそれを信じて生きていこうというメッセージなのだと思います。

そして、大切なことは、そこからの力から行動するということです。

知識を智慧に。

バンブックという社名、よく出版社ですか?とお客様から聞かれます。

ブックを超える、つまり知識を超えるという意味合いをもっています。

知識という意味でいえば、インターネットがこれだけ普及し、記憶の領域はコンピュータに任せればいいです。

しかし、コンピュータに出来ないこと、それは想定外といわれていることです。

想定外というのはいってみれば、そこまでの連想力がないということです。

つまり、文字情報ばかりで、イマジネーションが沸かないということにもつながります。

連想力。

これがこれからの時代を観るキーワードのひとつになると思います。」

例えば、新しいことを始めるということでも、今の世の中、新しいことなんてないです。

組み合わせの違いが新しいと感じさせるだけですね。

そこに人の思いが入ると、新しいことが輝きだします。

ここにはその人にも想定できない連想力が潜在しています。

知識はIQで表してきて、それが優秀な人も物差しの一つでしたが、

智慧は、EQで表されます。

智慧は知識を実践して修正して生きていく力です。

降りていく生き方

日本は、人口減少社会になっています。

元大蔵省出身の榊原氏によると、成熟社会を楽しむ生き方が大切とのことです。

あのミスター円がです。

五木寛之さんによると、大河の一滴、他力、以後、そのような生き方が人間らしい生き方だと
いろんな過去の宗教家を引いて、語り続けています。

つまり、団塊世代が作ったこの世の中を、どうしていくのか?

一つの見方は、足りないものを求めるということから今在ることを活用して豊かに生きるということです。

例えば、東日本大震災で、遅い、遅いと不満ばかりいっているマスコミがあります。

でも、見方を変えれば、海外の他の大震災の倍のスピードで復興しています。

つまり、不満にフォーカスするのではなく、満足にフォーカスすると、豊かになれるということです。

ある、インディーズ系映画で『降りていく生き方』があります。

武田鉄也さんが主演で、高度経済成長で過ごして来た団塊世代を演じています。

この映画は、新しいマーケティングです。

まずは、映画館以外の自主上映で、3年で8万人の人が観たそうです。

そして、3年前の映画を常に再編集して、前みた映画とはちょこっと違う映画になっているとのことです。

映画マニアからすると、あまり上質な映画ではないですが、伝わります。

そして、上映後、出演者ではなく、製作者が出てきたことも新鮮でした。

上へ、上へ、目指す人生もあるけど、大河に流れゆく人生もある。

どちらが勝ち組でも負け組でもない、それがその人の在り方だから。

武田さんが、仰っていたのですが、テンションが上がるというより、心地よい関係性が大切というようなこと。

確かに、助け合い、思い遣りがあり、それぞれが認め合う社会、人が部品ではなく、それぞれがなくてはならない、という見方ができると、新しい日本経済(実は元から在る)が見えてくるのかもしれませんね。



醸しに生きる

一昨年は、ラー油ブームでしたが、これは辛味と旨みの調和ですね。

そして、昨年末ぐらいから、今年は、塩麹ブームです。

万能調味料として、麹の力が食材に旨みを与えてくれます。

日本料理には、甘い、酸っぱい、辛い、苦い(渋い)などいろんな味覚の味がありますが、

独特なものに、発酵した旨みがあります。

醸しに生きる、第一回は、阿波番茶です。

P1010655.jpg

阿波番茶は名前の通り四国のお茶です。

発酵したお茶には、プアール茶、紅茶などありますが、日本には発酵したお茶がないと思っていました。

そもそも、お茶の葉には、常在菌(乳酸菌や酵母)などがあるのですが、これを蒸して、そのまま乾燥という

過程でお茶を作ることが多かったです。

しかし、蒸して、その後発酵させるお茶もあるのです。

それがこの阿波番茶です。これは乳酸菌発酵なんですが、+麹カビをつかった発酵茶もあります。

味はちょっと酸っぱいのですが、一杯のお茶と同量のヨーグルトの乳酸菌を数えると、このお茶のほうが

多いようです。日本食には、漬物というのがありますが、漬物やこうしたお茶から善玉菌を腸内に取り入れて、

日々健康なくらしをしていたんだと思います。

塩糀から始まって、発酵文化が見直される機運です。

発酵文化の根底には、日本人は物事をハラで捉えるという精神があります。

それが今後の日本人の底力となるような気がします。

講釈はおいておいて、

阿波番茶、どんなお茶か?

こんなお茶です。

P1010656.jpg

なんか美味しそうですね。

いただきま〜す。

竹本

プロフィール

Author:バンブック竹本
株式会社バンブック
代表取締役CEO

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